目次
1.概況
4/28 日中足
4/28 夕場先物
2.トレード結果
本日は様子見でした。
今月の累計 ; 15円
3.相場見通し
先ずは、日足の見直しです。
短期波動 | 上げ ↑ 51日 (2/12起点) |
目先トレンド | 下げ転換 ↓ 3日 (4/25起点) |
直近値幅 | 961円 (4/25起点) |
均衡線 | 16720円 付近 |
安値圧力線 | 15900円 付近 |
UOS | 48.3% ↓ |
4/28のNK値動きは、凄まじいの一言に尽きるものでした。12時過ぎの日銀会合、現状維持発表を境に、17500円を超えていた株価が、瞬く間に16653円まで売られ、目を疑う様な暴落となりました。忘れもしない2013年5月23日の、サーキットブレーカー3連発を彷彿する様な暴落であり、安値を付けた後の自律反発も弱く、引けに掛けて再び値を下げる相場展開でした。
テクニカルを見ますと、目先トレンドは下げに転換、直近の下げ値幅は962円となりました。UOSは大幅下落、48.3%と節目の50%を割り込んでいます。終値は16666円であり、均衡線を割り込み、ここからは売り圧力線として作用する事が想像に難く無い状況です。
昨日までの上げトレンドは一瞬にして転換となりました。考えてみれば、4/20に売りサインが点灯、後は徐々に下げて行く筈の相場が、日銀貸し出し金利のマイナス金利適用との勇み足報道により銀行株が買われ、上げ相場が延長となったものであり、その報道が否定される会合結果が出れば、強烈な巻き戻しが有って然るべきものです。黒田総裁は、サプライズが好みとの事ですが、今回の追加緩和見送り現状維持は、黒田さん流のネガティブサプライズと言った所でしょうか。
FOMCにて利上げ見送り、日銀会合で追加緩見送り、本邦企業の決算も良いとは思えず、どう贔屓目にみても上げの材料が有るとは思えません。またチャートも、目先下げ転換であり、唯一の望みは短期上げ波動継続中と言う事のみです。その短期上げ波動も、4/8の安値を下回れば怪しくなるもので、買いには分が無い様に思います。
やはりここからは、下げ目線、売り目線にて臨み、噴けば売りで良い様に思います。
2013年5月の値動きが参考となると考えられますが、その当時では、5/23から6/13までの20日間、下値模索が続きました。今回は、6月のFOMC、日銀会合まで続くのかも知れません。
安易な買いは控えた方が良いと思います。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。