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米国孤立、市場は?

2018/06/03 21:44:02

テーマ:相場雑感

 

目次

1.概況

6/1 日中足

6/1 先物

 

2.テクニカル

 短期波動 上げ ↑ 46日 (3/26起点)
目先トレンド 下げ ↓  9日 (5/21起点)
直近値幅  1119円    (5/21起点)
 均衡線 22290円 付近 
安値圧力線 21640円 付近
 UOS 42.3% ↑

テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは9営業日目を経過、IR安値の更新は叶わず、直近の値幅は1119円と変わらずです。UOS続伸、42.3%となっています。

3.相場見通し

先週のNK値動きは、月曜寄り付きが高く、週半ばの水曜に週安値を付け、週末金曜に掛けて半値を戻すと言った下げ模様の週となりました。

注目の米国雇用統計は、トランプ氏の勇み足もあったものの、強い結果からダウは値戻しています。混迷の地政学リスク北朝鮮情勢は、紆余曲折を経て当初の予定通りの6/12に首脳会談が実現しそうな様相であり、リスク後退となっています。これで、今週は強い展開を期待したい所ですが、そうでも無い様です。

G7財務相・中央銀行総裁会議において、米国の西側同盟国に対する関税処置に、「全員一致の懸念や失望」を抱いたとする異例の議長声明を出し、G7の結束が揺らいでいます。米国は、中国との貿易戦争に加え、西側先進諸国とも貿易戦争の敵に回し、孤立がより鮮明になっています。この状況を市場がどう評価するかにより、週明けの値動きが決まりそうです。

週明けのNKは、日柄、値幅から反発のタイミングですが、半値戻しを超えて行けるかを注目したい所です。22500円にて頭を押さえられるようならば、売り目線を継続したい所です。