目次
1.概況
1/22 NK日中足
1/22 夕場先物
2.トレード結果
週末の木曜日から、本業の慰安旅行で、絶好の買い場を逃した様です。
今月の累計 ; -40円
3.相場見通し
1/22日は、下げ極まっての大反発の一日でした。
それでは、日足の見直しです。
短期波動 | 下げ ↓ 141日 (6/24起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 21日 (12/18起点) |
直近値幅 | 3852円 (12/1起点) |
均衡線 | 18400円 付近 |
安値圧力線 | 16958円 付近 |
UOS | 41.3% ↑ |
1/22のNK値動きは、前夜の先物の大反発を受け、寄り付き16337円にて始まりました。その後は一本調子での上げの一途で、値幅942円、17000円目前まで上昇、凄まじい昇竜相場でした。この昇竜相場の火付け役は、21日夜半のドラギEUB総裁の緩和を匂わす発言からであり、22日のダボス会議では、黒田総裁の発言も追い風となった様です。それを好感してか、夕場先物は17150円迄上昇しています。
テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは21営業日となり、1/21にIR安値の更新があり、値幅は3852円まで拡大しました。しかし、1/22の値幅900円超えの反発を受け、UOS は41.3%迄に反発しています。短期の下げ波動、140営業日にて下げ極まっての反転となった模様です。
松井の買い方信用評価損率は、1/21に-21.13%となり、これが下げ極まりとなった様です。安倍黒相場が始まる前までは、-25%前後の頃が下げ極まりの局面でしたが、この緩和相場では-20%が目安なのかもです。何れにしても、反発上昇となった事は確かで、これが反転なのか、それとも9/9の1343円の大閃光上げ後の様な、戻り売りの好機となるかを、見極める必要が有ります。
私としましては、今回の反発は、戻りを試す目先上げ波動の始まりと見ています。
理由ですが、確かに、9/9の1342円上げ後はジリ下げとなり、9/29の16901円まで1800円超の下げを見ました。この当時は、短期下げ波動54営業日であり、下げ日柄はまだ若く下げの途中と見る事が出来、当時、私は売り目線で望んでいました。今回はと言うと、6/24を起点とした下げ波動が、140営業日の間続けてきたと見るべきで、半年間下げ圧力が強かった相場であり、日柄を考えると、反転の頃合いです。
また、過去の心胆寒からしめられたショック相場でさえも、目先の底を付けた後は35%~70%の戻りが必ずあります。そう考えると、例え下げ波動の途中であったとしても、目先の波動は戻りを示すものと考えます。では、戻りの目処を考えなければいけないですが、これは過去のショック相場からの戻りが参考になりますので、列記致します。
結果はご覧の通り、最低でも36.8%の戻りが有る様です。戻りの大きさの違いは、超長期の波動に支配されていると思われ、超長期が上げであれば戻りも大きく、逆に下げであれば戻りは小さいと見るべきかと思います。過去の下げワースト記録である、②のリーマンショック後は、36.8%の戻りの後、3月まで二番底を付けに行っています。
今回の超長期波動は、上げか下げかは未だ判りませんが、2012年6月ユーロショック後から3年半の上げ波動と見ると、昨年6月に反転している事も考慮すべきであり、そう考えますと、無難な所で40~50%程度、値幅1600~1900円前後、17600~18000円程度までの戻りを意識すべきかと考えます。
よって、来週は17500円以下では、押せば買いで良い考え、買い目線にて臨みます。
①2001/9 ITバブル崩壊後 戻り 53.0%
②2008/10 リーマンショック後 戻り 36.8%
③2011/3 東日本大震災後 戻り 59.9%
④2012/5 ユーロショック後 戻り 50.9%
⑤2013/6 バーナンキショック後 戻り 71.8%
⑥2014/2 アルゼンチンショック後 戻り 47.3%
⑦2015/9 チャイナショック後 戻り 77.0%
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。