目次
1.概況
11/27のNK値動きは、前日夕場先物が20020円迄値を上げた流れを受け、19994円と20000円を目前としてスタートしました。しかし、高かったのは寄り付きから10分程度のみの寄り天で、10時過ぎまでは19950~19980にて推移し、10時半頃からは急落となり、19831円まで値を下げました。後場に入ると、下落こそ収まりましたが軟調な展開が続き、終わってみれば19884円にての陰線にて引けました。
夕場先物は、寄り付き直後に19800円を割り込みましたが、その後は値を戻し19870円まで値を戻して引けています。
2.トレード結果
本日はノートレでした。
今月の累計 ; +110円
3.相場見通し
それでは、日足の見直しです。
短期波動 | 上げ ↑ 40日 (9/29起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 17日 (11/2起点) |
直近値幅 | 1353円 (11/2起点) |
均衡線 | 19090円 付近 |
高値圧力線 | 19570円 付近 |
UOS | 58.3% ↓ |
本日は、前日までの強さを引き継ぎ20000円目前にて始まり、日中の20000円回復は問題無いであろうと思われましたが、真坂の寄り天で、20000円回復はおろか19900円も割り込み、久しぶりに見る下げ圧力が大幅に強い値動きとなりました。
テクニカルを見ますと、目先上げトレンド17営業日を経過、連日のIR高値更新にて直近値幅は1353円まで拡大、他方、UOSは58.3と下落となり、60%を下回りました。目先の上げ波動は、平均上げ周期+1σまで伸びています。これらを居る限り、目新しいものは無く、強いて上げるとすればUOSが60%を下回ったと言う事位で、それよりも、20000円を意識した動きが勝っていると思います。
先週末以来、20000円をトライする事4回、ことごとく跳ね返されています。20000円は確かに大きな節目であり、20000円にて売りを入れたい輩が多い事は想像に難くありませんが、ここまで悉く撥ね返されるとなると、潮目が変わる事を視野に入れた方が良さそうに思います。11月の日銀会合にて高まった日銀追加緩和、物価の見通しを下方修正しても追加緩和に動かなかった日銀に、20000円を意識した所での失望売りを浴びせたと言った所でしょうか。
本日の値動きにて、再び下値模索に入る可能性が高くなったと考えます。20000円を奪還してから、12月のFOMC、日銀会合を経てからの転換を想定していましたが、逆に、FOMC、日銀会合までは下値模索が続くのではと思います。12月は、優秀なHFマネージャーは休暇入りをし、残るものは首が掛かった敗残兵で、昨年12月の様な一発逆転を狙った売り仕掛けが有るのかもです。
ここからは、売り方有利な展開を夢想し、売り目線で臨むのが良いと思います。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。