目次
1.概況
2/3 日中足
2/3 ナイト先物
2.売買結果
本業多忙につき、ノートレ。
今月の累計 ; 0円
昨秋から、本業が多忙となり日中は相場を眺められません。
帰宅も遅く、ナイトも疲れて眺めるだけとなっています。
3.相場見通し
先ずは日足の見直しです。
短期波動 | 上げ ↑ 148日 (6/24起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 6日 (1/27起点) |
直近値幅 | 656円 (1/27起点) |
均衡線 | 19150円 付近 |
安値圧力線 | 18760円 付近 |
UOS | 49.8% ↓ |
テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは6営業日目を経過、連日のIR安値の更新により直近の値幅は656円迄拡大しました。UOSは続落、49.8%となっています。
本日は、寄り付き19000円を回復してのスタートでしたが、その後ジリ下げの値動きとなり、11時過ぎからの1時間半弱にて波乱がありました。19000円付近にて推移していた株価が、為替の乱高下に連動し200円前後の乱高下となりました。その後は前日の終値付近にて推移し取引を終えています。
この乱高下の震源は、長期金利の乱高下に起因し、次のメカニズムにて発生した様です。
①10年債のイールドカーブを0%にコントロールする施策を取っている日銀は、0.1%迄上昇した長期金利を抑えるべく国債買い入れオペを通知した。
②しかし、蓋を開けてみれば金融機関が予想した「指値オペ」とは異なり、通常の国債買い入れオペであった事に驚きが広がり、日銀の長期金利を抑える姿勢に疑問符が突き付けられた。
③国債買い入れオペ通告から、僅か6分で長期金利が上振れ0.15%まで急上昇し、為替上昇要因の為円が買われ株が急落した。
④これに狼狽した日銀が、異例の12時半過ぎに指値オペを通告、実勢より高い価格での真剣勝負オペを実施、7239億円を買入れ市場は落ち着きを取り戻した。
この根底にあるものとして、トランプ氏の日本を名指しした為替誘導国発言があり、日銀のイールドカーブ維持施策にも矛先が向いていると受け取られている事にある様です。そして今回の対応から、日銀はデフレ脱却と言いながらもインフレを恐れている事が読み取れます。
これからもトランプ氏の発言と日銀対応のせめぎ合いに左右される展開が続きそうですが、2/10の首脳会談迄はトランプ氏に花を持たせ、為替は円高方向に圧力が加わる様に思います。
そうなると、株価は当然下げ圧力が強くなるものと予想されますが、他方NY市場を見ますと20000ドル超えを維持しており、未だ崩れる気配は見られません。NYが崩れないと、NKも大崩れしない様に思われますので、暫くはNY市場を意識したレンジ相場が続くのかもです。
差し当って週明けですが、安値圧力線付近まで下げた事を受け、戻りを試すものと思いますので、売り目線を維持しながらの様子見が良いと考えます。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。