1.概況
目次
本日のNK値動きは、寄り付きLGDの20306円と大幅に値を下げて始まりました。
前場は、寄り付きから9時半過ぎまで揉み合いが続きましたが、行き過ぎの是正をするかの様に上昇し、日中の高値20362円まで買われました。その後は、ヨコヨコの値動きにて前場の取引を終えました。
後場に入ると、寄り付きから20300円を割れると、一本調子で値を下げ、14時半前には日中の安値20093円まで売られました。その後は乱高下をしましたが20000円を割れる事無く、結局は20110円にての大陰線引けでした。
夕場先物は、20200円にて寄り付き、暫く揉み合いが続きましたが、次第にジリ上げの値動きとなり、今現在は20300円付近にて推移しています。
2.トレード結果
本日はノートレでした。
今月の累計 ; -160円
3.相場見通し
本日は、大方の予想通り、ギリシャデフォルト懸念にて、大幅に値を下げた一日でした。
それでは日足の見直しです。
日柄 | 上昇波動 ↑ 169日(10/17起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 7日(6/23起点) |
直近値幅 | 962円 (6/23起点) |
均衡線 | 20350円 付近 |
高値圧力線 | 20840円 付近 |
UOS | 52.7% ↓ |
本日の値動きでは、前日比-596円と大幅に値を下げた一日でした。この数字を見ると、大きく値を下げた印象ですが、体感的には暴落とは思えず、底堅く強い印象を受けました。TVでは今年最大の下げと言っていますが、市場は落ち着いている様に思います。
それを裏付けるかの様に、私のシステムでは、目先下げトレンド転換とはならず、上げトレンド継続7営業日目と言う結果となっています。但し、終値ベースでは、均衡線を割り込み、またUOSは大幅に下落、52,7%まで下げています。
ここからですが、ギリシャが電撃的にユーロ圏の要望を呑むと言うギリギリの決断をした場合、大暴騰となる事は想像に難くありません。メルケル首相も、話し合いの余地はあると言っているので、国民の窮乏ぶりを見かねたギリシャ政府首脳が、妥協に応じるかもしれません。これは楽観のシナリオですが…
売り方の私としましては、一段安を期待したい所ですが、日中の底固さ、夕場のジリ上げの値動きを見ていると、一段安が来るとは思えず、昨日にも書きましたが、日本株が資金の逃避先となる様に思えてなりません。
明日は、売り玉を手仕舞いを検討しようか、思案の時です。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。