1.概況
目次
本日のNK値動きは、朝方判明したギリシャの国民投票結果、緊縮反対多数を受け、寄り付きLGDの20200円にて始まりました。
前場は、寄り付きから上昇し20300円を超えて行きましたが、上昇はそこまでで、9時半過ぎの高値20311を境にジリ下げの値動きとなり、それでも寄り値を下回る事無く取引を終えました。
後場に入ってもジリ下げの値動きは変わらず、14時半過ぎまで一本調子で売られ続け、20000円割れが視野に入る位まで値を下げましたが、ギリシャ財務相の辞任報道を境に、ダウ先が反転、NKも上昇に転じ、結局は20112円にての陰線けでした。
夕場先物は、為替の反転を受けて20200円を超えて寄り付き、日中の高値超えを目指して上昇しましたが、20300円を超える事は出来ず、今現在は値を下げ20250円付近にて推移しています。
2.トレード結果
本日はノートレでした。
今月の累計 ; 0円
3.相場見通し
ギリシャ、やってくれました。反対票が6割を超える多数であり、ここまでギリシャ国民が、EU、ドイツに対して怒っているとは、驚きの結果でした。
それでは日足の見直しです。
日柄 | 上昇波動 ↑ 174日(10/17起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 1日 (7/3起点) |
直近値幅 | 940円 (7/3起点) |
均衡線 | 20410円 付近 |
安値圧力線 | 19960円 付近 |
UOS | 42.0% ↓ |
本日の値動きにて、遂に目先トレンドが下げ転換となりました。下げても6/30の安値を下回る事は無いと思って居たのですが、つくづく、ギリシャに遣られた格好です。この大下げにて、UOSは再び下落に転じ、42%まで下げて来ています。
トレンド転換したことで、ここからは戻り売り目線となりますが、値幅は既に940円でほぼ全値返し、UOSも42%と下げ代も残り少ない状況です。ここからですが、出来高を伴っての一段の下げが有るならば、それがクライマックスとなる可能性もあると思います。
他方、ギリシャ問題がPIGSに波及し出すとなると、更に混迷を深める可能性も否定できません。難しい所だとは思いますが、真の危機ならば、20000円を軽く割り込み、2000円は下げていただろうと思いますので、今の所、そこまでの危機ではない様に思います。
前回同様、下げの材料に使われているだけで有れば、買いで良いとは思いますが、今夜の米国市場がどう評価するか。これを見極めてから、方針を決めても遅くは無いと思います。
引き続き、下げた所は買いで臨みたい所です。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。