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買い方極まる下げ相場

2016/01/16 22:11:01

テーマ:相場雑感

 

目次

1.概況

 

1/15 NK日中足

寄り天、一方向の下げにて推移、17147円にて大引け。

 

1.15
 

1/15 夕場先物

夕場先物も、寄り天、17000円を大きく割り込み、16690円にて引け。

 

1.15-1

 

2.トレード結果

本日はノートレでした。

今月の累計 ; -40円

 

3.相場見通し

 

本日は、前夜のダウの反発を受け、17500円を回復して始まりましたが、その後は値幅540円の一方向の下げでした。

それでは、日足の見直しです。

 

 

 短期波動  上げ       69 (9/29起点)
目先トレンド  下げ        16日  (12/18起点)
直近値幅  2925円          (12/1起点)
 均衡線 18860円 付近 
安値圧力線 17830円 付近
 UOS 34.2%  

 

本日は、昨日の17000円割れからは遥か上空、17522円にて寄り付き、買い方安堵のスタートでした。しかし、日中、夕場先物共に、一方向での駄々下がりで、夕場先物では一時16570円まで下げる場面もあり、下げ止まりの兆しは全く見えない相場展開でした。

 

テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは16営業日を経過、IR安値の更新は止まり、直近の値幅は2925円と変わらずです。UOS は下落し、34.2%となりました。昨日の買いサインは、やはり不発でした。テクニカルを飲み込む下げ相場、サインが機能するには、買い方が極まるまで待つしか無い様です。

 

さて、このテクニカルを飲み込む下げ相場では、テクニカル指標の行き過ぎによる反発ポイントは機能せず、自身の経験からでは無く、過去の暴落相場から想定下値を参考とするのが良いと考えます。ここ数日の記事末に記しておりますが、現時点での騰落率1.181は、2014年初のアルゼンチンショックを超えています。

 

私としましては、昨年9月の下げ相場、1.239前後まで下げるのではと考えており、そうなれば想定下値は16150円付近です。この水準は、黒田バズーカ2発表日の引け値16414円を下回る安値ですが、来週早々の追証の投げ如何により、到達する可能性が高いと考えています。そこまでいけば、日銀、クジラも黙ってはいないと思いますし、外資もその反発に乗る事も考えられます。

 

ここからですが、16100~200円付近にて、打診で買いを入れるのが良いと考えます。仮にこれを更にブレイクすると、想定安値は15300~500円程度で行くかもですが、そこまで行けば、半値戻しの2500円上げが待って居ると思います。よって、来週は買い目線にて臨むのが良いと思います。

 

①昨年9月の下げ相場   騰落率;1.239  想定下値;16150円

②アルゼンチンショック  騰落率;1.166  想定下値;17163円

③ユーロショック     騰落率;1.194  想定下値;16760円

④バーナンキショック   騰落率;1.284  想定下値;15580円

⑤東日本大震災      騰落率;1.309  想定下値;15280円

⑥リーマンショック    騰落率;1.870  想定下値;10702円

 

勝敗は時の氏神。

ご照覧あれ。