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長期金利上昇波乱

2021/03/21 22:01:47

テーマ:相場雑感

1.概況

目次

3/19 日中足

3/19 先物

2.テクニカル

 短期波動 上げ   241日 (3/19起点)
目先トレンド 上げ    10日 (3/5起点)
直近値幅 2176円       (3/5起点)
 均衡線 29280円 付近
安値圧力線 30360円 付近
 UOS 55.9%  

テクニカルを見ますと、目先上げトレンドは10営業日目を経過、IR高値の更新は止まり、直近の値幅は2176円と変わらずです。UOSは続落、55.9%となっています。

3.相場雑感

先週のNK値動きは、前々週終値付近にて寄り付き、その後は週中木曜まで上値追いの上昇となり30500を回復する局面もありましたが、週末金曜日に大きく値を下げ29800円を割れて引けています。NYダウを見ますと、こちらもNK同様に、月曜から週中木曜まで値を上げ市場最高値を更新、週末金曜日に値を下げ引けています。

FOMCを睨んだ展開となり、市場との対話を重視した声明発表後に市場は安堵し上昇となりましたが、パウエル議長が金利高を懸念する姿勢を示していないことから米国長期金が再び上昇し、リスク資産が売られた格好となった様です。チャートからも、週末下落の兆候として売りサインが点灯、危険シグナルを発していた通りの展開となった様です。

ここからですが、この米国長期金利の上昇、ドル高の流れは続くものと考えられ、株式市場は軟調な展開が続くものと思われます。他方、2023年末迄はゼロ金利据え置きであり、この緩和政策が変更されない限りは買い目線継続で良いかと思います。差し当って週明けですが、買い目線継続の様子見が良いと思います。