目次
1.概況
本日は、前夜に為替が大幅の円高に振れたことを受け、寄り付きLGDの19070円にて寄り付きました。そのまま19000円を割り込むかに見えましたが、前場から後場にかけて、終始ヨコヨコの値動きにて推移しました。詰まる所、日中の値幅は僅かに99円、上にも下にも振れない一日でした。
夕場先物は、19100を超える局面も有りましたが、その後売り圧力が強くなり、今現在は19035円付近にて推移しています。
2.トレード結果
本日はノートレでした。
今月の累計 ; +5円
3.相場見通し
本日は、前場に19000円割れを試すかに見えましたが、思いの外底堅く、19000円にて踏みとどまり、値幅が出ない一日でした。
それでは、日足の見直しです。
短期波動 | 上げ ↑ 49日 (9/29起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 7日 (12/1起点) |
直近値幅 | 987円 (12/1起点) |
均衡線 | 19340円 付近 |
安値圧力線 | 18890円 付近 |
UOS | 31.7% ↓ |
本日は、前夜の為替市況にて一円以上の大幅に円高に振れた事を受け、前日同様のLGDスタートとなりましたが、前日とは異なり寄り後に値を上げる事も無く、ヨコヨコにての一日でした。MSQを明日に控え、思惑の売買から前場には19000円割れの売り仕掛けが有るかに思いましたが、肩透かしを喰った様に、値動きそのものは穏やかなものでした。
テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは7営業日となり、連日のIR安値を更新に伴い、直近の値幅は987円と1000円に迫りました。UOSは大幅に低下し、31.7%となり、この数日の下げの激しさを物語っています。また、%Rを見ますと、97.89%まで上昇しており、不人気さが際立っています。これらテクニカルのみを見ますと、行き過ぎの感が見て取れ、目先下げトレンドの日柄から考慮しても、そろそろ反発が有っても良い頃合いです。
但し、それは通常の押し目の場合であり、テクニカルを飲み込む様な下げ相場の場合は、決して買ってはいけない場面でもあります。では、この相場は押し目なのか、下げ相場なのか、これを考察しなければなりません。先ずは、米国利上げ、原油安、MSQの思惑、色々と絡んでいるとは思いますが、結局の所、米国利上げが元凶で、原油安も利上げが無ければここまでの下げにはなっていない様に思います。MSQの思惑ですが、本日の日中に19000円を割れなかった事を考慮しますと、19000円を目途としている勢力が多いのかも知れません。
よって、この下げは、結局の所米国利上げ後の不透明さから来ている様に考えられ、当初の想定通りの、FOMCまでの迷走の範囲ではないかと思います。明日にはMSQの思惑売買が一つクリアされます。この辺りで、一旦反発が有っても可笑しくは無いと考え、安易な売りは控え、再び買い目線に転換し臨むのが良いと思います。