1.概況
10/13 日中足
10/13 ナイト先物
2.テクニカル
短期波動 | 上げ ↑ 23日 (9/8起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 23日 (9/8起点) |
直近値幅 | 1972円 (9/8起点) |
均衡線 | 19950円 付近 |
高値圧力線 | 20680円 付近 |
UOS | 71.4% ↓ 売りサイン点灯 |
テクニカルを見ますと、目先上げトレンドは23営業日目を経過、5営連続連日のIR高値の更新により、直近の値幅は1972円迄拡大しました。UOSは続伸、71.5%となっています。
3.相場見通し
10/13のNK値動きは、前日終値付近の20960円にて始まり、10時過ぎまで一進一退の攻防にて推移しましたが、その後は上値追いの上げ上げの値動きとなり、前日の高値を更新、そのまま強さを維持して21155円にて引けています。
10/4に売りサインが点灯して以来、5営業日連続にて高値を更新し続け、値幅にして600円の上昇と成っています。誰の目にも見える上げ上げ相場で、NYの株高が遅れながらNKにも到来したと言って良いと思います。
テクニカル上では、NY、NK共に売りサインが点灯しており、通常相場であれば売りを意識したい所ですが、それを飲み込む大波相場には機能しないもので、今回の上げ波動はその大波相場の様に思われます。この後は、熱狂が熱狂を呼び市場が騒然とするまで上げ続ける可能性が高く、それまでは安易な売りを控えた方が良いと考えます。
では、これがいつまで続くかですが、ヒントは宗久翁が遺稿に残しています。
冬中天井直段出る時は、当地並びに近国上方共、天災又は自然の不作にて、大阪当地共、此上何程上げるも知れぬ様になり、五六ケ月も段々引上げ、十日、十二日、十三日、人々騒ぎ立て、びりびりと云ふが如き時、是れ年中行付直段なり。
天井行付直段と云ふは、数月の内高下あり、段々五六十俵も引上げ、其後可上とも可下とも知れぬ様になり、又毎日十俵宛も必死必死と引上げ、売買共に連れ落ちになり、大騒出る節、上留り年中行付天井直段なり。
市場が騒然とし、ニュースに連日の様に株高が取り上げられ、出来高が連れ落ちになった時、それが行付天井であると考えるべきで、それまでは売りを控え、怖い所を買って行くのが良いと思います。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。