1.概況
目次
7/3のNK値動きは、寄り付き20477円にて始まりました。
前場は、上値を切り下げてのジリ下げの値動きとなり、前場引け間際には日中の安値2-431円を付け、取引を終えました。
後場に入ると、そのまま崩れるかに思われましたが、前場の値動きとは打って変わり、上げ上げの値動きとなりました。14時半過ぎには日中の高値20558円を付け、その後やや値を下げましたが、それでも20540円にての陽線引けでした。
夕場先物は、前場の流れを受けて20560円にて寄り付きましたが、為替が円高方向に振れた事を受け、徐々に値を下げ、20460円にて引けています。
2.トレード結果
本日はノートレでした。
今月の累計 ; 0円
3.相場見通し
本日は、週末要因もありジリ貧の値動きを予想しましたが、ジリ貧であったのは前場のみで、20500円を維持し、底堅さを感じさせる値動きでした。
それでは日足の見直しです。
日柄 | 上昇波動 ↑ 173日(10/17起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 11日(6/23起点) |
直近値幅 | 962円 (6/23起点) |
均衡線 | 20380円 付近 |
高値圧力線 | 20860円 付近 |
UOS | 46.4% ↑ |
本日は、前場のジリ貧の値動きから、後場相当売込まれることを想定しましたが、逆に上げ上げの展開となり、NKの強さを思い知らされる結果となりました。そのせいもあり、3日間値下げ続けたUOSも反転上昇となりました。
UOSが上昇に転じた事で、上げを意識したい所ですが、何と言ってもギリシャの国民投票があり、その結果が全てと言った所であると思います。国民投票後の市場予想は、チプラス首相側の緊縮反対多数で有ればデフォルト一直線で円高株安方向、賛成多数で有ればユーロ圏との交渉再開、デフォルト回避にて円安株高方向とされていますが、どうでしょうか。
現在の所、賛成反対が拮抗しており予断は許さないとの報道ですが、この1週間でギリシャ国民はデフォルトの恐怖を味わい、懲りたのではないでしょうか。逆に、懲りもせず怒りに任せ反対となったとしても、強気で交渉再開、下げは一時的、何れ上昇に転じる様に思います。
もう一つの不安要素、上海株の暴落についてですが、こちらは中国政府が国有の証券会社を通じ、2.4兆円の下支えを発表しており、こちらも小康状態となる事は想像に難くありません。そう考えますと、下げれば絶好の買い場ではないでしょうか。
明日はギリシャの結果を注視、下げた所は買いで臨みたい所です。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。