1.概況
3/5 日中足
3/5 先物
2.テクニカル
短期波動 | 上げ ↑ 231日 (3/19起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 12日 (2/16起点) |
直近値幅 | 2406円 (2/16起点) |
均衡線 | 29120円 付近 |
安値圧力線 | 28240円 付近 |
UOS | 47.3% ↑ |
テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは12営業日目を経過、連日のIR安値の更新により、直近の値幅は2406円迄拡大しています。UOSは上昇、47.3%となっています。
3.相場雑感
先週のNK値動きは、週初め月曜から火曜に掛けて値を上げ週高値を付けましたが、その日の内に急落となり、その後は週末金曜まで大きく値を下げる展開となりました。この値動きにて目先トレンドが下げに転換となっています。NYダウを見ますと、こちらも週初め月曜日に値を上げ、その後は木曜日に掛けて値を下げる展開となっていますが、週末金曜のは大きく値を戻しています。
週末に掛けての下落は、先週同様に米国長期金利の上昇で今回は実質金利が上昇した事が要因とされていますが、イエレンRRB議長はこれを回復期待と述べ、悪い金利の上昇懸念を打ち消しています。また日本でも黒田日銀総裁による長期金利の変動幅拡大の必要無しとの発言を受け、後場急回復しています。日米両中央銀行トップの発言を機に相場が反転した格好となった様です。
また注目の米国雇用統計は、市場予想から大幅に上回る非農業部門雇用者が37.9万人、失業率も6.2%と低下し回復が鮮明となっており、これを受けたダウも力強く上昇前日比572ドルの上昇となっています。
この流れを受ける週明けですが、週末大下げの反動から値を上げる事が期待されます。また中央銀行トップからの援護射撃もあり、反発の波に乗り買い目線で臨むのが良いと思います。