目次
1.概況
8/7のNK値動きは、前日のNYダウの流れを受け、寄り付き20769円と値を下げて始まりました。
前場は、寄り付きから軟調な展開が続き、10時半過ぎには日中の安値20568円まで値を下げ、その後はやや値を戻し20600円付近にて推移して前場の取引を終えました。
後場に入ると、一転、急騰が待って居ました。一気に20700円を超え、そのまま14時過ぎまで上昇し、多少の下押しをこなしながら引け際に再び値を上げ20750円を回復、結局は20725円にての陰線引けでした。
夕場先物は、雇用統計発表まで20700円にて横一線の値動きでしたが、発表後には、20750円迄上昇後、ダウの下落と為替が円高方向に振れた影響を受け、20600円割り込み、結局の所20590円にて引けています。
2.トレード結果
本日はノートレでした。
今月の累計 ; 0円
3.相場見通し
本日は、売りサインが示した通り前場は軟調な値動きでしたが、後場にそれを打ち消す様な上昇が見られ、雇用統計が出るまでは様子見としました。
それでは日足の見直しです。
日柄 | 下げ波動 ↓ 32日 (6/24起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 8日 (7/28起点) |
直近値幅 | 747円 (7/28起点) |
均衡線 | 20240円 付近 |
安値圧力線 | 20850円 付近 |
UOS | 63.3% ↑ |
本日の値動きは、寄り付きから軟調な展開が続き、節目である20600円を割り込み、そのまま下げ足を強めるかに思われましたが、後場に意表を突いた様な急騰があり、再び20700円を回復して来ました。しかし、その強い上昇をもってしても、前日の高値20817円は超える事が出来ませんでした。
テクニカル的には、未だ上げトレンド継続中と見ますが、昨日UOSに売りサインが点灯し、更に本日の急騰にても昨日の高値を超えられなかった事より、ここから上は想定しづらい所です。
宗久翁は、相場引上げ大騒ぎ考の事にてこう説いています。「新商い初てより段々引上げ、大騒出で天井直段に成り、其日二俵三分迄出で行当り、其日の内に狂ひ、三俵二三分迄返す。此日の二俵三分に、心を付け考ふべし。此米又一両日中の内に、二俵半六部迄通ふ者なれども、二俵三分迄引立勢なく、クラリ三俵台へ返す者也。此処にて売込也。」
本日の値動きが、宗久翁の説く天井の見様、売りのポイントに合致しているのならば、売り目線継続で良いのではないでしょうか。週明けも売り目線にて臨みます。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。