目次
1.概況
3/9 日中足
3/9 ナイト先物
2.テクニカル
短期波動 | 下げ ↓ 31日 (1/23起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 8日 (2/27起点) |
直近値幅 | 1565円 (2/27起点) |
均衡線 | 21890円 付近 |
安値圧力線 | 20950円 付近 |
UOS | 35.1% ↓ |
テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは8営業日目を経過、IR高安の更新は叶わず、直近の値幅は1565円と変わらずです。UOSは続落、35.1%となっています。
3.相場見通し
3/9未明に発表された、米国の鉄鋼・アルミ関税は、同盟国への配慮を滲ませつつも実行に移す力強い意志を強調したものでした。この発表では、それほど大きく為替は動きませんでしたが、9時過ぎにトランプ大統領のツイートにて、北朝鮮との対話実行が流れると、一気にドル高に振れ、NKも300円超の棒上げとなりました。
しかし、その流れは長くは続かず、前場終了間際には寄り値を下回り、逆に400円近くの棒下げが待って居ると言う、激しい荷動きとなりました。夜間先物では、強い米国雇用統計を受け力強く上昇となり、日中の高値に迫っています。
将にイベントと思惑に左右される一日となり、大きく値が動く相場展開が続いていますが、週明けに3/9の高値を超えて行くと目先のトレンドは上げに転換となります。只、無邪気に上昇しているNY市場が気に成る所で、関税にて名指しを受けた中国が反撃をを発表すると、再び暴落する可能性も考えられます。やはり、基本は売り目線を維持しながら、戻り一杯を売りたい所です。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。