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関心は英国から雇用統計へ

2016/07/02 23:31:00

テーマ:相場雑感

 

目次

1.概況

 

7/1 日中足

 

7.1

 

7/1 夕場先物

 

7.1-1 

 

2.売買結果

トレード無し。

今月の累計 +75円

 

3.相場見通し

 先ずは、日足の見直しです。

 

 

 短期波動 下げ               45 (4/25起点)
目先トレンド 下げ         6日  (6/24起点)
直近値幅  1525円           (6/24起点)
 均衡線 16080円 付近 
安値圧力線 15460円 付近
 UOS 43.1%  

 

7/1のNK値動きは、寄り付きから100円以上値を上げて始まり、その後はヨコヨコにて推移しましたが、安値を割り込む事も無く、強さを感じさせる値動きでした。他方、昨日付けた高値を抜く事が出来ず、見方によっては、「引立つ勢い無く」の様にも感じられるものでした。

 

テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは6営業日を経過、IR安値の更新は叶わず、直近の値幅は1525円と変わらずです。UOSは一転、43.1%と上昇に転じました。

 

先週は、英国のEU離脱による下落大波からのスタートでしたが、安かったのは月曜のみで、その後は戻り相場に支配された相場でした。しかし、その戻り相場も、6/30に半値戻しを達成した後、その高値を超える勢いが見られない状態であると思います。

 

これまでの値動き、及び欧米市場を見る限り、英国離脱によるショック相場は、落着きを取り戻している様に見えます。やはり、2年以上の年月をかけての離脱となる為、先が見え無い想定外の事が生じ難い事、今の所、英国に追随する国が現れない事、この2点が落着きを取り戻した要因であると思います。

 

ここからは、英国に翻弄される相場から通常相場に戻り、差し当っては、来週末の米国雇用統計に関心が移るものと考えます。雇用統計自体はどうなるかは読めませんが、NYダウは、6/8に付けた16018ドルを高値に、下落傾向にあったものが、ここ3営業日に急伸、値を戻しており、上値を窺う位置に有る事も確かです。

 

来週は、雇用統計を睨みながらの、ヨコヨコの値動きが続くのではと思いますので、引き続き、様子見から売り場模索が良いと思います。

 

勝敗は時の氏神。

ご照覧あれ。