1.概況
10/31のNK値動きは、今更ここに記すまでも有りませんが、前日深夜のGPIFに関する報道を受け、寄り付きから15800円を回復しての大幅GUにて始まりました。
しかしこの上げは序章に過ぎず、昼過ぎの日銀会合による追加緩和決定と、GPIFの運用比率見直しの正式決定を受け、火柱を上げて上昇、一気に16374円を奪還、16500円を超えて引けました。
夕場先物は、更に値を上げ一時は17000円を付け、16960円にて引けています。
2.トレード結果
本日もノートレでした。
今月の累計 ; +10 (今月確定)
3.相場見通し
前回の記事にて、「売り目線完敗」と記しましたが、完敗どころか、「死亡」と言った方が良いかもしれません。
それにしても、虚を突いたタイミングにての追加緩和発表であったと思います。
週明けですが、欧州系のヘッジファンドは、10月半ばの売り仕掛けの買戻しは未だであると思いますので、その買戻しが入るのと、買い遅れた個人の参戦、及び信用売り方の投げが入ると予想されるので、17000円を超えてのスタートでしょうか。
前回昨年の緩和発表後には、騰落率にして、1.22 (平均騰落率+2σ ; 確率5%)の上げが見られました。
これを、直近安値①14529円からの上げ、及び緩和前日の②15701円からの上げに置き換えますと、
①14529 × 1.22 = 17725
②15701 × 1.22 = 19155
となり、前日の火柱急騰でさえも、まだまだ上げの序章に過ぎない様に思います。
とは言え、この上げが息切れすれば、昨年5/23の様な、3σ急落が待っていますので、買いも恐ろしい所です。
それでも、ここは買っていく局面で有ると思います。
11月は月足陰線の可能性もあるかと思いますが、消費税決定まで是が非でも上げて来ると思いますので、下げれば買いで臨みます。