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イラン情勢悪化でリスクオフ

2020/01/05 20:54:56

テーマ:相場雑感

目次

1.概況

12/30 日中足

12/30 先物

2.テクニカル

 短期波動 上げ   98日 (8/6起点)
目先トレンド 下げ ↓  9日  (12/17起点)
直近値幅  435円     (12/17起点)
 均衡線 23640円 付近 
安値圧力線 23330円 付近
 UOS 41.0% 

テクニカルを見ますと、目先トレンドは12/17を起点とした下げに転換、9営業日目となりました。IR安値の更新に伴い、直近の値幅は435円となり、UOSは続落41.0%となっています。

大納会で押し込まれたNKですが、その値動きにて目先トレンドが下げに転換となりました。年明け、一足先にスタートしたNYダウは史上最高値を更新していますが、CME日経平均はダウの上昇に見合った上げを示しておらず、寧ろ下げています。

そんな中、中東情勢に大きなニュースが飛び込んで来ています。トランプ大統領より、米軍によるイラン革命防衛隊司令官ソレイマニ氏の爆殺が発表され、イランは報復を警告しています。そのイランからの警告に対し、逆にトランプ大統領からイランに52個所の攻撃が警告され、緊張の度合いが更に増しています。この流れを受け、相場に不確実性が増加しリスクオフの安全資産へのシフトが鮮明になると思われます。

ご祝儀上げを想定していた大発会は、冷や水を差される形となり大きく値を下げる事が予想され、奇しくも目先トレンドの下げ転換を確かなものにするものと思われます。ここからは売り方有利な展開が続くと考え、売り目線で臨むのがが良いと思います。