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弱含む相場

2022/07/10 21:59:58

テーマ:相場雑感

1.概況

目次

7/8 日中足

7/8 先物

2.テクニカル

 短期波動 下げ   200日 (9/14起点)
目先トレンド 上げ     5日 (7/1起点)
直近値幅  1040円      (7/1起点)
 均衡線 26500円 付近
高値圧力線 27360円 付近
 UOS 40.9% 

テクニカルを見ますと、目先トレンドは7/1を起点とした上げに転換、5営業日目となりました。IR高値の更新に伴い直近の値幅は1040円に、UOSは下落40.9%となっています。

3.相場雑感

先週のNK値動きは、週初め月曜に週安値を付けその後は値を上げる展開となりました。週中水曜には売り圧力に押されましたが、週末金曜にかけて週高値を更新するも長髭を付けた陰線引けとなっています。NYダウを見ますと、こちらは週初め月曜から火曜に掛けて週安値を付けましたが、その後は値を上げる展開となり木曜には目先トレンドが上げに転換となっています。

注目の米国雇用統計ですが、非農業部門雇用者数が前月比37万2000人増と予想を上回る伸びとなり、失業率は3.6%と4カ月連続で横ばいで推移する結果となりました。今回の雇用統計は米経済の力強さを再確認する内容となり、金融当局は高インフレと闘うため積極姿勢を維持しそうで、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での大幅利上げ可能性が高まったものと思われます。

この事は相場には悪影響であると思われ、また週末の安倍元首相殺害によるアベノミクス金融緩和後退の思惑もあり、弱含むものと思われます。奇しくも金曜には出来高を伴った長い上髭を付けておりこの事からも変調の兆しを垣間見ることが出来るかと思います。週明けですが、売り目線継続で良いと思います。