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下げ転換なのに下げない相場

2015/06/07 23:45:46

テーマ:売買記録

 

目次

1.概況


6/5のNK値動きは、前夜のNYダウの流れを受け、寄り付きGDの20399円にて始まりました。

 

前場は、20400円を境に狭いレンジの値動きに終始しました、10時半過ぎにに下抜けるかに見えましたが、IR安値20263円を付けた後値を戻し、20400円を回復し取引を終えました。 

 

後場に入ると、更に狭いレンジの値動きで20400の攻防にて推移しましたが、14時過ぎより均衡が破れ、上抜けし、結局の20461円にての陽線引けでした。 

 

夕場先物は、寄り付きから更に値を上げ20500を回復しましたが、その後雇用統計待ちの値動きとなり、20460円付近にて推移していました。その雇用統計が上振れした結果、ドル高円安の値動きとなり、NKも連れ高、20570円にて引けています。

 

 2.トレード結果


①20405 売り 20565 返済買 -160
 

今月の累計 ; -160円 

 

前場、20370円を割り込んだ様子を見て、下げ転換と判断売ってみました。が、見事に担がれてしまい、雇用統計にて更に円安に振れる様子を見て、損切りでした。

 

3.相場見通し

 

本日は前場の値動きにて、21営業日振りにIR安値を付け、目先下げ転換となりましたが、その後の値動きは、堅調そのものでした。

 

それでは日足の見直しです。 

 日柄  上昇波動    153日(10/17起点)
目先トレンド  下げ        6日(5/28起点)
直近値幅  292円           (5/28起点)
 均衡線 20200円 付近 
安値圧力線 19860円 付近
 UOS  58.7%   

 

木曜日夕場より下げ転換となり、その日のNYダウの支援を受け、金曜前場にIR安値を付け、絵に書いた様に下げると思ったのですが、後場は真逆の上昇で、下げ転換しているのに下げない相場でした。

 

ここ数か月、NYダウが下げてもNKは崩れず、下げる様子が見られません。テクニカルを無視した相場が続いており、テクニカル派としては、この局面は苦しい展開です。素直に買えば良いのでしょうが、マイルールでは「売り」ですので、仕方が有りません。

 

どうやら、全世界的に嵐が起きない限り、下げないのかも知れない様です。今までは、世界と言えば米国だけを見ていれば良かったのですが、現在は金融緩和しているECB、日銀が世界を引っ張っており、米国の及ぼす影響は以前よりも大きくは無いようです。

 

世界的な嵐とは何なのか、今考えられるのは、ギリシャデフォルト、ロシアのウクライナ侵攻、中国バブル崩壊、米国利上げ、と言った所でしょうか。これらが複合的に起きない限り、押し目は買いで良いのかもです。

 

それでも、天邪鬼な私は、節目節目で打診売りにて臨みます。

 

勝敗は時の氏神。

ご照覧あれ。