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強い雇用統計を受け上昇へ

2021/08/08 21:25:49

テーマ:相場雑感

1.概況

目次

8/6 日中足

8/6 先物

2.テクニカル

 短期波動 下げ  118日 (2/16起点)
目先トレンド 上げ    5日 (7/30起点)
直近値幅 616円       (7/30起点)
 均衡線 28900円 付近
高値圧力線 28450円 付近
 UOS 54.1%   

テクニカルを見ますと、目先トレンドは7/30を起点とした上げに転換、5営業日目となりました。IR高値を更新に伴い直近の値幅は616円に、UOSは更に上昇、54.1%となっています。

3.相場雑感

先週のNKは、寄り付き値を上げて始まり、その後は下値は限定的のヨコヨコの値動きとなり、週末金曜に値を上げ上げトレンドに転換する展開となりました。NYダウを見ますと、こちらも週初め月曜から木曜に掛けて横這いが続き、週末に値を上げる展開となっています。

週末に発表された米国雇用統計は、市場予想の非農業部門新規雇用者数87万人増加に対し、94万3千人増加となり米経済が力強い勢いを保ったまま下半期に入ったことが確認された格好です。失業率も市場予想5.7%に対し5.4%に改善し、非常に強い結果となった様です。これを受け,NYダウ、SP500共に史上最高値を更新しています。

米国市場の評価は上げの様ですので、目先のトレンドに従い上げていく様に思われます。只、強すぎる雇用統計はテーパリング実施時期を早める懸念もありますので、ジャクソンホール迄は警戒も必要かとも思います。何れにしても売り目線は一旦控え、買い目線で臨みたい所です。