1.概況
目次
本日のNK値動きは、寄り付きGUの20548円にて始まりました。
前場は、前日に引き続き、寄り値が日中の安値の寄り底で、前場引けまで一本調子で上げ続け、IR高値はおろか、直近高値も更新、20750円を超えて行きました。
後場に入ると、14時過ぎまで、20750円を境にしての揉み合いが続きましたが、引けに掛けて一段の上昇があり、遂には20800円を超え、2営業日連続の引けピンでした。
夕場先物は、寄り付きから更に値を上げ、20900円を超えて行きましたが、今現在は20870円付近にて推移しています。
2.トレード結果
本日はノートレでした。
今月の累計 ; -160円
3.相場見通し
恐ろしい迄の上げ相場です。先物に至っては、僅か4営業日にて値幅が1000円を超えており、売り方は総崩れの状況です。不謹慎ですが、明日は人身事故が多発するのかも知れません。
それでは日足の見直しです。
日柄 | 上昇波動 ↑ 165日(10/17起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 3日(6/23起点) |
直近値幅 | 819円 (6/23起点) |
均衡線 | 20260円 付近 |
高値圧力線 | 20730円 付近 |
UOS | 64.7% ↑ |
本日の値動きにて、直近IR高値を更新、目先トレンドが上げに転換しました。この3営業日にて、上げ幅は800円を超え、戻り高値処の騒ぎでは無く、将に嵐の前の大上げと言った所でしょうか。
何故この様な大上げが来たのか。テクニカル的に反発し易い位置に有った事は事実ですが、その外にはギリシャ問題の好転でしょうか。しかし、ギリシャ問題は肯定したと言っても、融資が決定した訳では無く、ユーロが下げている事からも異なる様に思います。
結局の所、よく判らない訳ですが、そう言う時はチャートを眺めるしか有りません。明日は、2000年4月の高値、20833円を超えて行く可能性が高いと思います。当然、皆そう考えますので、オーバーシュートして21000円を目指すものと思います。
そしてその先には、見渡す限りの青空、楽観一色に包まれるのでしょうか。落とし穴があるとすれば、その辺り、その頃にはUOS売りサインが点灯する頃合いであるかと思います。
宗久翁はこう説いています。「其騒々敷処にて決して買はざる者なり。心得べし。是燈火消えんとして、光増す心なり。」この上げが、燈火消えんとして光増す心であれば、買いは控え、天井を付けるのを待つのが良策と考えます。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。