1.概況
3/13 日中足
3/13 先物
2.テクニカル
短期波動 | 下げ ↓ 39日 (1/17起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 25日 (2/6起点) |
直近値幅 | 7305円 (2/6起点) |
均衡線 | 21390円 付近 |
安値圧力線 | 18830円 付近 |
UOS | 37.0 ↓ |
テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは25営業日目を経過、連日のIR安値の更新により、直近の値幅は7305円迄拡大しています。UOSは微落、37.1%となっています。
先週のNK値動きは、言わずと知れた暴落の一週間となりました。週初め月曜に20000円を超えていましたが、その日の内に20000円を割り込み、あれよあれよという間に週末の金曜日には16000円台迄売り込まれました。ナイト先物ではNYダウの反発を受け、18000円台まで値を戻しています。
そのNYダウですが、こちらも欧州からの入国禁止措置、サウジアラビアの原油増産による原油安等をにより派手な高下を繰り返しながらの暴落の週となりましたが、木曜日に最安値を付けた後、トランプ大統領の非常事態宣言を受けた金曜日に大幅反発となり引けています。
世界経済に多大な影響を及ぼし、市場を大混乱に陥れているコロナウィルスですが、遅きに失しながらもWHOがパンデミック宣言を行い、またパンデミックの中心は中国アジアからヨーロッパにシフトしています。これから更に世界的に感染者数が増加していくでしょうが、逆に言うと封じ込めは不可能となり、季節性のインフルエンザの様になっていくものと思われます。中国では収束に向かいつつあり、先が見えてきたのかもしれません。
相場ですが、記録的な大下げとなったものの、松井証券店頭の信用評価損率はマイナス30%を、騰落率もマイナス3σを一時的に下回っており、この出来高を伴っての大下げはセリングクライマックス、目先の底となったのかも知れません。ここからは半値戻しの過程に入る事を考慮し、配当利回りの大きな個別株の買いを入れながら、先物買のタイミングを計るのが良いと思います。