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米中貿易全面対決

2018/03/25 16:53:25

テーマ:相場雑感

 

目次

1.概況

3/24 日中足

 

3/24 ナイト先物

 

2.テクニカル

 短期波動 下げ  40日 (1/23起点)
目先トレンド 下げ  7日  (3/13起点)
直近値幅  1408円     (3/13起点)
 均衡線 21540円 付近 
安値圧力線 20860円 付近
 UOS 40.1%  

テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは7日営業日となり、2営業日振りにIR安値を更新し、直近の値幅は1408円迄大幅拡大しました。UOSは10ポイント超の下落、40.1%となっています。

3.相場見通し

3/23のNK値動きは、寄り付きLGDの21189円にて始まりました。しかもその寄り値が日中の高値の寄り天となり、その後の値動きは高下を繰り返しながらのジリ下げとなりました。後場に入ると下げの一途となり、20618円にて引けています。ナイト先物では、日中の引け値より高く推移していましたが、3時頃より急落となり、20140円迄値を下げて引けています。

トランプ氏の鉄鋼、アルミ関税、日本は対象国から外れるかとの淡い期待が有ったのですが、安倍首相との蜜月関係を持ってしても阻止する事は出来ず、中国と並んで対象国となってしまいました。中国は、米国債の買い付け減額を示唆し、報復関税も辞さない構えを示しており、全面対決の様相を呈しています。

また、当面関税対象外となった関係国も、今後米国との直接交渉が待っており、米国側の形振り構わずの自国第一姿勢が目立っています。どうやら、この荒波相場はそう簡単に終わりそうにも無く、例え収束に向かうにしても揺り返しの大波が待っており、小舟で航海するには大変なリスクが伴う様に思われます。

差し当って週明けですが、上述の様に、何方に動いても荒波が待って居るものと思われるので、売り目線を維持しながらの静観が良いと思います。

 

勝敗は時の氏神。

ご照覧あれ。