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雇用統計悪化も悪材料とならず

2021/05/09 23:01:52

テーマ:相場雑感

1.概況

目次

5/7 日中足

5/7 先物

2.テクニカル

 短期波動 上げ   272日 (3/19起点)
目先トレンド 上げ     8日 (4/21起点)
直近値幅 1030円       (4/21起点)
 均衡線 29490円 付近
安値圧力線 29840円 付近
 UOS 56.7%  

テクニカルを見ますと、目先上げトレンドは8営業日目を経過、連日のIR高値の更新により直近の値幅は1030円に拡大しています。UOSは一転下落、56.7%となっています。

3.相場雑感

先週のNK値動きは、GW明け木曜に陽線にて始まり、翌日の週末に掛けて値を上げる展開となりました。NYダウを見ますと、週初め月曜から火曜に掛けて週安値をを付け、その後は週末にかけて史上最高値を更新し続ける展開となっています。

注目の米国雇用統計ですが、非農業部門雇用増加数が市場予想の97万千人に対し26万千人と大幅の低い結果となり、失業率も0.1ポイント増加する悪い結果となりました。この結果を受けてダウは下落とはならず、史上最高値を更新する結果となっています。雇用統計の悪化も材料とはならず、コロナ禍からの経済回復期待が大きく勝ると言う事でしょうか。

週明けですが、NKも堅調な値動きとなりそうです。只、NKははレンジ相場の域を脱していない状況ですので、引き続き押せば買いにて臨むのが良いと思います。