一昨日24日のNY市場、-318ドルの大下げでした。
23時頃の一時的に円安に振れた際、日中の買い玉を損切りしようか迷いましたが、幸か不幸か買い玉が6月物であった為、決済しませんでした。
さて、月曜日は15000円を大きく割れ、阿鼻叫喚が予想されますが、
問題は、ここからどれだけ下げるかです。
そこで、リーマンショック後の、過去NK短期騰落率と、その際の下値目途を考えてみました。
リーマンショック後からの理由は、私が先物を始めた時期がその頃で、詳細な分析データはそれ以降しかないからです。
①最大クラス
・2011/3 東北震災時 1.309 12200円
・2013/6 昨年6月暴落 1.284 12400円
②次点クラス
・2009/5 1次ギリシャショック 1.216 13100円
・2010/6 2次ギリシャショック 1.176 13500円
③平均騰落率+3σ(確率0.3%) 1.261 12600円
④平均騰落率+2σ(確率5%) 1.202 13300円
⑤平均騰落率+1σ(確率32%) 1.143 14000円
⑥平均騰落率(確率50%) 1.084 14700円
上記の通り、最大クラスの大津波が来る確率は、0.3%以下、
次点クラスの中津波の確率は、5%、と言う結果でした。
私は、この新興国通貨安アルゼンチンショックは、米国緩和縮小疑心が根底と考えており、最大クラスでは無く、大きくても次点クラスでは無いかと考えています。
アジア通貨危機の騰落率はどの程度であったか、判りませんが。
値動きを見ますと、バレンタイン緩和で10255円まで沸いた後の、第二次ギリシャショックの序盤に似ている様にも思います。
そう考えますと、確率5%の平均騰落率+2σ、13300円程度までの下げを想定した資金管理が必要ではと思います。
勿論、平均騰落率程度で反転してくれるに越した事はありませんが、ここから買い下がる場合は、最後の一手を13300円まで温存しておく必要がありそうです。
FOMCでどうなるか、
水曜まで我慢が続きます。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。