目次
1.概況
6/9 日中足
6/9 ナイト先物
2.テクニカル
短期波動 | 上げ ↑ 36日 (4/17起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 8日 (5/30起点) |
直近値幅 | 670円 (5/30起点) |
均衡線 | 19720円 付近 |
高値圧力線 | 20010円 付近 |
UOS | 57.6% ↓ |
テクニカルを見ますと、目先上げトレンドは8営業日目を経過、IR高値の更新は叶わず、直近の値幅は670円と変わらずです。UOSは続落、57.6%となり、株価とのダイバージェンスが発生しています。
3.相場見通し
6/8のNK値動きは、寄り付き19953円と20000円を割り込んで始まりました。寄り後10時過ぎまでジリ下げが続きましたが、そこから一気に値を上げ一時は20096円迄の急騰となりました。しかし、その流れは長くは続かず次第に値を下げ、それでも20000円を維持しての陽線引けとなりました。夕場先物は、20000円を維持しての堅調な値動きが続きましたが、NYダウの下げに反応し、辛くも19900円を維持して引けています。
注目のMSQは19997.63円で、幻のSQとなる事無く値を上回っており、無事通過しました。このまま上昇と期待したい所ですが、今週はFOMCの週でありその動向に左右されそうです。現在市場の利上げの織り込み度は90%を超えており、関心は年内2回目の利上げに移っている様です。
流石に6月の利上げは確定的であると思いますので、6月利上げ確定と同時に2回目の利上げに含みを持たせる文言が盛り込まれると、NYダウは更に一団の上昇をする様に思います。そうなれば、出遅れのNKも上昇に弾みを付け、2年前の20953円超えを目指して上昇するのかもです。これがメインシナリオですが、年内利上げにネガティブな内容となれば、6月高値となり株価急落の芽が出て来る事も考えられます。
私としましては、日柄では短期の波動はまだ若く下落に転じるのは時期尚早と考え、メインシナリオ通りに上昇する事を期待し、買い目線にて臨みたい所です。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。