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過剰流動性は縮小局面

2021/05/23 21:59:04

テーマ:相場雑感

1.概況

目次

5/21 日中足

5/21 先物

2.テクニカル

 短期波動 下げ   63日 (2/16起点)
目先トレンド 下げ    9日 (5/10起点)
直近値幅 2300円      (5/10起点)
 均衡線 29220円 付近
安値圧力線 28640円 付近
 UOS 50.4%  

テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは9営業日目を経過、IR安値の更新は止まり直近の値幅は2300円と変わらずです。UOSは上昇、50.4%となっています。

3.相場雑感

先週のNK値動きは、週初め月曜に大陰線にて値を下げ週安値を付け、翌火曜に反発大陽線にて週高値を付け、その後は軟調な展開となりましたが、週末金曜に値を戻し28317円にて引けています。NYダウを見ますと、週初め月曜は前週末終値付近にて値を保ちましたが、翌火曜から水曜に掛けて値を下げ週安値を付け、その後は週末に掛けて値を戻しています。

良きにつけ悪気に付け、この相場を支えているのは先進国の中央銀行による過剰流動性ですが、カナダを始めとして、英国、中国が縮小をし始め、GDP日で昨年の28.8%から現在は18.5%である事から、既に過剰流動性が縮む局面に入ったと言う事です。FRBがテーパリングに着手する事になると、市場はパニックに陥る事になると思われますが、テーパリングをせずにこのまま行くと、ますますその弊害が顕在化し、劇的な引き締めをせざるを得なくなり、市場への影響はもっと大きなものになるとの見方もあります。

ここ暫くは米国による過剰流動性相場が続くのかもですが、何れ引き締めに動かざるを得なくある事は明白の様に思われ、それを織り込み始める事も考えられます。当面は大暴落相場は無いものとは思いますが、上値を追う展開には付いて行かない方が良いかと思います。引き続き方向感がない相場展開が続くものと思いますので、レンジ相場でのトレンドの方向引での売買が良いと思います。