目次
1.概況
11/11 日中足
11/11 ナイト先物
2.売買結果
①17405 売り 17385 返済買い +20
今月の累計 ; +20円
3.相場見通し
先ずは日足の見直しです。
短期波動 | 上げ ↑ 93日 (6/24起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 2日 (11/9起点) |
直近値幅 | 1510円 (11/9起点) |
均衡線 | 16900円 付近 |
安値圧力線 | 17400円 付近 |
UOS | 48.1% ↓ |
11/11のNK値動きは、2営業日連続のGUにて始まりました。寄り後、10時過ぎまで上昇が続き、遂に4/25に付けたこの半年間の高値17614円を超え、17622円まで上昇して行きました。その後は一転、軟調な展開となり、17400円を割れて引けました。夕場先物は、17300円割れまで売られる局面も有りましたが、ダウの上昇に引っ張られ17400円を回復して引けています。
テクニカルを見ますと、値動きを総合的に判断して、短期の波動を6/24を起点とした上昇波動93営業日に修正、目先トレンドは11/9を起点とした上げに転換、2営業日としました。これにより、直近の値幅は1510円となり、UOSは反落48.1%となっています。
本日も作られたトランプショックからの反転上昇相場が続きました。この上昇相場は、NYダウの急反騰、史上最高値の更新が目立ちますが、NKの上昇は言わずと知れた為替ドル円の上昇の寄与が大きいと思います。
このドル円の上昇は、日米の金利差の拡大、即ち米国の金利上昇が要因であると思います。そして米国金利の上昇は、トランプ氏が推し進め様としている、減税・インフラ投資・規制緩和が、財政支出拡大による国債増発懸念から債券売りが続き、結果長期金利が上昇しているものの様です。
そう考えますと、この上昇相場は将来の米国経済成長予想から来る、良い上昇相場では無く、財政悪化懸念から来る悪いインフレ予想相場であると考えられ、上昇はそう長くは続かないものと考えます。
短期の波動を見直した事により、短期の上げ波動日柄が93営業日と、奇しくも日柄の節目を迎えています。ここから更に上昇が続いたとしても、長くは無いのでは無いでしょうか。
判らない時は相場に聞けですが、私が聞きだした現時点での回答は、近い内に下落に転ずるです。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。