1.概況
目次
12/30 日中足
12/30 先物
2.テクニカル
短期波動 | 上げ ↑ 192日 (3/19起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 7日 (12/22起点) |
直近値幅 | 1241円 (12/22起点) |
均衡線 | 26670円 付近 |
高値圧力線 | 27050円 付近 |
UOS | 63.2% ↑ |
テクニカルを見ますと、目先トレンドは12/22を起点とした上げに転換、6営業日目となりました。IR高値の更新により直近の値幅は1241円に、UOSは大幅上昇63.0%となっています。
3.相場雑感
昨年末のNK値動きは、週初め28日に陽線にて始まり、翌29日には値幅700円超の大陽線となり目先トレンドが上げに転換、短期の上昇波動継続を確認する値動きとなりました。大納会の30日には利益確定の売りに押される展開となりましたが、下げ幅はそれ程でも無く年初のご祝儀相場に繋ぐ値動きとなった様です。NYダウを見ますと、こちら週初め28日に史上最高値の更新にて始まり、翌29日、最終日の31日に高値を更新し続け、強さを保ったまま2020年の取引を終えています。
3月のコロナ暴落から始まり、各国の金融緩和を受け回復をし続け、10月の米国大統領選挙を境にさらに上昇となった2020年の相場ですが、この上昇の原動力となったのは先進国をはじめとした金融大緩和と言われています。この上昇相場では、当初、金をはじめとした安全資産の上昇が目立ちましたが、年後半ではビットコイン、不動産、IPOの上昇も認められ、所謂リスク資産への資金流入が顕著の状況となっています。
どんな上昇相場も何れは終焉を迎えるのが世の常で、暴落も近いかと当初私も考えていましたが、リスク資産の上昇が始まった今回の上昇相場は未だ道半ばなのかも知れません。急激な上昇から行き過ぎの調整、暴落を予想する方々も散見されますが、その人たちが暴落を諦め騒然となった頃合いが天井となるものと考えられ、まだまだ先の様に思います。
それまでは、暴落不安の中相場は駆け上がるものと考え、目先の押しが有れば買って行くのが良いと思います。