1.概況
9/24 日中足
9/24 先物
2.テクニカル
短期波動 | 上げ ↑ 23日 (8/20起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 6日 (9/14起点) |
直近値幅 | 1222円 (9/14起点) |
均衡線 | 29350円 付近 |
高値圧力線 | 28560円 付近 |
UOS | 54.3% ↑ |
テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは6営業日目を経過、IR安値の更新はに伴い直近の値幅は1222円と変わらずです。UOSは上昇、54.3%となっています。
3.相場雑感
先週のNK値動きは、先始め月曜高く始まりましたが大陰線の下げとなり、翌火曜から週中木曜に掛けて大きく下げとなり29500円付近まで値を下げる展開となりました。週末金曜にはGUにて値を戻し、30000円を回復して引けています。NYダウを見ますと、こちらは週初め月曜に値を下げ週安値を付けましたが、翌火曜に下げ止まりとなり、週中水曜から週末金曜に掛けて大きく値を戻す展開となっています。
中国恒大グループの不動産危機から端を発したNY発の下げでしたが、中国政府が公的資金を注入する事は無いものの、マイホームを取得した中間層をみすみす見殺しする可能性は低いとの憶測が流れ、市場は次第に落ち着きを取り戻しつつある様です。そんな中でも日本株は比較的に耐性が有るようで、いつもの景気敏感株の性質ならばNYの下げ以上の大下げとなっても可笑しくはないのですが、今回はNYの半分程度の下げにて済んでいる様です。
この事からも、今回の日本株の上昇は企業業績の裏付けが十分となる中での上昇であり、30年の長き臥薪嘗胆を経た日本株には上昇圧力が加わり続けるものと考えてよいかと考えます。よって、今回の様に海外初の下げに見舞われたとしても、下げ止まりを見計らっての買い場と捉えても良い様に思います。
週明け以降ですが、基本的に買い目線継続で、押し目が有れば買いで臨むのが良いと思います。