目次
1.概況
5/27 日中足
5/27 夕場先物
2.相場見通し
先ずは、日足の見直しです。
短期波動 | 上げ ↑ 68日 (2/12起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 16日 (5/2起点) |
直近値幅 | 982円 (4/25起点) |
均衡線 | 16600円 付近 |
高値圧力線 | 17250円 付近 |
UOS | 50.5% ↓ |
5/27日のNK値動きは、小動きに終始しました。日中の値幅は100円程度であり、20日の平均値幅のおよそ1/3に過ぎず、出来高も低調なものでした。何かを待って居るか様に、気迷い十字線にて引けています。
テクニカルを見ますと、目先上げトレンド16営業日となり、IR高安の更新は止まり、直近の値幅は982円と変わらずです。 UOSは続落、50.5%となっています。株価は上昇するもUOSは下がり、ダイバージェンスが発生しており、これをどう解釈するかによって変わって来ます。
短期日柄を見直しますと、現時点で上げ波動68営業日であり、反転にはまだ日柄は熟していないと思います。他方、現在の上げ波動は、昨年6/24に天井を付けた後の大勢下げ相場の戻りと仮定すれば、この上げ波動はそう長くも続かないと見る事も出来ます。であれば、後はイベントを絡めたシナリオ次第と言った所なのかもです。
ではこれから相場を左右するイベントは、何なのか。解散総選挙有無、増税延期、米国利上げ、6月日銀会合金融緩和、等々挙げられますが、何と言いっても直近は解散総選挙の有無ではと思います。参院選のみで有れば、そう大きな波乱は無いと考えますが、解散総選挙となると失敗色濃厚のアベノミクスを問う解散、政局含みとなり、一旦下を見に行く可能性が高くなると思います。
来週は、政局が左右する相場展開となりそうです。差し当って、目先の上げ波動が伸びきっている事から、売り方有利な展開となる様に思いますので、売り目線に転換とします。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。