1.概況
目次
2/26 日中足
2/26 先物
2.テクニカル
短期波動 | 上げ ↑ 226日 (3/19起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 7日 (2/16起点) |
直近値幅 | 1749円 (2/16起点) |
均衡線 | 29180円 付近 |
安値圧力線 | 28470円 付近 |
UOS | 37.0% ↓ |
テクニカルを見ますと、目先トレンドは2/16を起点とした下げに転換7営業日目となりました。IR安値の更新に伴い、直近の値幅は1749円となり、UOS大幅は下落37.0%となっています。
3.相場雑感
先週のNK値動きは、週明け月曜に高く始まり、翌火曜の休業を挟み水木曜日に高下を繰り返しましたが、週末金曜日にはダウの大下げを受け値幅1200円超の大下げとなりました。震源地のNYダウは、週初め月曜から週中水曜に掛けて上昇となり、史上最高値を更新しましたが、週末の木曜から金曜に掛けて値幅1000ドル超の大下げとなっています。双方とも目先トレンドが下げに転換しています。
この一連の大下げを演出したのは、配当利回りを超える水準までの米国長期金利の急上昇で、株式市場の魅力が低下したと見る投資家の売りが膨らみ下落したものとされています。この長期金利の上昇に過敏に反応したのが日本市場で、米国同様に長期金利が上昇し、NKは暴落となっています。只、夜間NY時間となると、長期金利も比較的安定し、株式相場も落着きを取り戻しつつあります。
この下げを暴落の始まりと見る向きも有りますが、他方市場の自動調整が働いたと解釈する向きも有ります。この過剰流動性相場は当面続く見通しで、日米共に2%のインフレ目標を達成するまでは解除しないと明言されています。そう考えると、日本市場の過剰反応が気になる所では有りますが、上昇相場はまだ続くのではと考えられます。当方としましては、暴落は未だ先のとの考えを継続し、引き続き買い目線で臨むのが良いと思います。