1.概況
9/17 日中足
9/17 先物
休場
2.テクニカル
短期波動 | 上げ ↑ 20日 (8/20起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 20日 (8/20起点) |
直近値幅 | 3841円 (8/20起点) |
均衡線 | 28430円 付近 |
高値圧力線 | 29920円 付近 |
UOS | 66.9% ↓ 売りサイン点灯 |
テクニカルを見ますと、目先上げトレンドは20営業日目を経過、IR高値の更新は止まり直近の値幅は3841円と変わらずです。UOSは続落、67.9%となっています。
3.相場雑感
先週のNK値動きは、先週末終値付近にて寄り付き、翌火曜に掛けて上昇し週高値となりましたが、その後は木曜に掛けて値を下げる展開となりました。週末金曜には値を戻し30500円を回復して引けています。夕場先物はシルバーウイークを前に休場となっています。NYダウを見ますと、こちらは週初め月曜から木曜に掛けて鯨幕相場となり週末金曜までジリ下げとなる値動きとなっています。
NYダウは8/20の史上最高値以降、短期の波動は下げとなっています。他方、出遅れが顕著であったNKは、同じく8/20に短期の波動は上げとなっており、ダウトは真逆の値動きとなっています。この上げ転換は、従来のワクチン接種の拡大と自民党総裁選が合いまり、期待感からの上げ相場となり31年振りの高値となっていると言うのが専らの市場の評価です。
また今回の上昇では、今年2月に年初来高値となる30000円を回復した時とは異なり、企業業績の裏付けが十分となる中での上昇であり、前述出遅れ割安NKの是正の面も強く、今後も上昇圧力が加わる事も十分に考えられます。とは言え、景気敏感株とされるNKは海外の変調の影響を受けやすく、NYダウ、及び中国恒大の不動産危機が気になる所ではあります。只、これらの影響を少なからず受け値を下げたとしても、そこは買い場と捉えても良い様に思います。
今後ですが、海外初の下落の波が有るかとは思いますが、30年の長き臥薪嘗胆を経た日本株には上昇圧力が加わり続けるものと考え、下げが有れば下げ止まった所を買いで臨むのが良いと思います。