目次
1.概況
11/2 日中足
11/2 ナイト先物
2.テクニカル
短期波動 | 上げ ↑ 37日 (9/8起点) |
目先トレンド | 上げ ↑ 37日 (9/8起点) |
直近値幅 | 3301 (9/8起点) |
均衡線 | 20510円 付近 |
高値圧力線 | 21870円 付近 |
UOS | 74.5% ↑ |
テクニカルを見ますと、目先上げトレンドは37営業日目を経過、連日のIR高値の更新により、直近の値幅は3301円迄拡大しました。UOSは続伸、74.5%となっています。
3.相場見通し
11/2のNKは、寄り付きGUの22512円にて始まりました。寄り後、GUで空けた窓を埋めるが如く売り圧力に押されましたが、11時前に日中の底を打ち、その後は高下を繰り返しながらの上げとなりました。14時過ぎ一旦押し込まれましたが、引けに掛けて一段の上昇と成り22539円にての高値引けとなっています。
9/8を起点とした目先上げトレンドは、現在の所、37営業日、値幅3301円、UOS74.5%、以前の記事にも書いております様にこの数値は天井圏の数値です。しかし、今回の様なテクニカルを飲み込む大波相場の場合、これらテクニカル数値はうまく機能しない事も事実です。そこで、過去の大波相場の騰落率から、今回の大波相場の大きさを比較してみました。
①2008/11/5 騰落率1.361 リーマンショック暴落直後の半値戻し
②2009/3/27 騰落率1.259 リーマンショック後の春戻り相場
③2013/1/15 騰落率1.271 アベノミクス相場
④2014/12/8 騰落率1.241 黒田バズーカⅡ
⑤2016/12/21 騰落率1.216 トランプラリー
上記の様に、過去5回の大波相場を振り返りますと、今回の上げ相場は騰落率1.172である事より、未だ伸びしろがある事が判ります。因みに、これらの騰落率を適用すると、①26180、②24220、③24450、④23870、⑤23400となり、前回の記事で書きました「23000円は通過点」である事は現実味を帯びている事が判ります。
繰り返しになりますが、この大波相場には安易な売りは禁物、天井を確認してから売りを入れるべきであり、天底の定義「天井抜かずに底割らず」を念頭に置き、それまでは買い目線で良いと思います。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。