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高リスクな押し目買い

2017/11/19 18:41:54

テーマ:相場雑感

 

目次

1.概況

11/17 日中足

 

11/17 ナイト先物

2.テクニカル

 短期波動 上げ ↑ 45日 (9/8起点)
目先トレンド 下げ ↓ 6日   (11/9起点)
直近値幅  1410円   (11/9起点)
 均衡線 22150円 付近 
安値圧力線 21440円 付近
 UOS 44.4% ↓

テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは6営業日目を経過、IR安値の更新は止まり、直近の値幅は1410円と変わらずです。UOSは再び下落、44.4%となっています。

 

3.相場見通し

11/16のNKは、寄り付きHGUの22609円と大きく値を上げて始まりました。寄り後は、10時過ぎまで上値追いの上げ模様となり、日中の高値22757円迄上昇しましたが、その後は真逆の下げ模様となりました。特に11時過ぎからは目の覚める様な急落となり、寄り付きで空けた窓をきっちりと埋めるが如く安値22319円をつけ、2営業日連続の値幅400円超の荒れた値動きとなり22397円にて引けています。

ナイト先物はNYダウの軟調な値動きを受け、マイナス140円の22310円迄値を下げ引けています。

 

前夜のNYダウがプラス185ドルの上げであった事を受け、本日のNKは250円超のHGUにて始まりましたが、上値追いは続かず、売り圧力に押される展開となりました。この値動きから判る事として、前日の記事に書きました様に、値を戻しても買い方のやれやれ売りが出ている様子で有り、これが解消されない限り本格上昇にはならないと見て良いと思います。

今後ですが、巷のアナリスト予想では、NKはまだ割安で上げ余地があるとの強気予想で、浅い調整後に再び上昇となる見方が多勢を占めている様です。確かに出遅れNKである事実は否めませんが、NK売買の7割を占める外国人投資家達もそのような強気で臨むのか、この事を考慮する必要があります。

外国人投資家は、NYダウが堅調なうちは資金の運用先を求め出遅れNKに資金投入すると思いますが、NYダウが下げに転じてもそれを継続するでしょうか?短期的な答えはNOであると思います。

肝心のNYダウですが、昨年11月から押し目も無く上げ続けて来ており、その値幅は5700ドルを超え過去20年で最大の上げ幅となっています。そのNYダウは、11/14を境に目先下げトレンドに転換しており、これが月足レベルの下げとなるとその値幅は大きなものとなり、NKも大きく影響を受ける連れ安する可能性が考えられます。

上述の通り、現時点で押し目と捉え買いで臨むのはリスクが高いと考えます。NYダウ動向次第では有りますが、ここからも売り方有利な展開が続くと考え、戻り一杯の行き過ぎを売る方針の継続で良いと考えます。

 

勝敗は時の氏神。

ご照覧あれ。