1.概況
10/29 日中足
10/29 先物
2.テクニカル
短期波動 | 上げ ↑ 47日 (8/20起点) |
目先トレンド | 下げ ↓ 7日 (10/20起点) |
直近値幅 | 1017円 (10/20起点) |
均衡線 | 28820円 付近 |
高値圧力線 | 27850円 付近 |
UOS | 53.8% ↑ |
テクニカルを見ますと、目先下げトレンドは7営業目を経過、IR安値の更新は止まり直近の値幅は1017円と変わらずです。UOSは上昇、53.8%となっています。
3.相場雑感
先週のNK値動きは、週初め月曜安く始まり週安値を付け、翌火曜にGUにて上昇主高値となり、その後は週中木曜まで掛けてジリ下げの値動きとなりました。週末金曜には週安値更新手前まで値を下げる局面も有りましたが、次第に値を戻し引けています。NYダウを見ますと、先週のジリ上げの続きにて始まり翌火曜までその値動きが続きましたが、水曜に一旦値を下げる展開となりました。その後週末に掛けて再び値を戻して引けています。
大きな波風が立たぬ相場展開が続いておりますが、来週は米国雇用統計、FOMCとイベントが目白押しとなっています。これまではテーパリングの実施時期が相場を大きく左右する要因でしたが、これは相場にかなり織り込まれて来ており、これまでの様に大きく影響を及ぼす事とはなり難い様です。国内の要因としては衆院選の行方が有りますが、与党安定多数の勢いは現在も揺るがない様ですので、こちらも波乱要因とはなり難いと思います。それよりも寧ろ米国金利上昇に伴うドル高の影響が強くなって来ており、雇用統計の結果次第では更にドル相場に影響を及ぼす事が考えられます。
怖いのは米国金利上げによりNYダウが変調をきたし、NKへの連鎖的なNK下げですが、今現在の所NKは上にも下にも行ける位置に有ります。来週末の雇用統計迄はこの膠着状態が続くのかも知れません。NYの変調が懸念ですが、目先トレンドは下げですが、短期の波動は上げですのでこれまで通り買い目線で押し目を拾いたいと思います。