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新型肺炎相場を揺るがす

2020/02/02 18:36:35

テーマ:相場雑感

目次

1.概況

1/31 日中足

1/31 先物

2.テクニカル

 短期波動 上げ ↑  117日 (8/6起点)
目先トレンド 下げ ↓   10日 (1/17起点)
直近値幅  1223円     (1/17起点)
 均衡線 23520円 付近 
安値圧力線 22930円 付近
 UOS 35.4 

テクニカルを見ますと目先下げトレンドは10営業日目を経過、IR安値の更新は止まり、直近の値幅は1223円と変わらずです。UOSは下落、35.4%となっています。

先週のNK値動きは、月曜寄り付きGDにて始まりそのまま週末まで下落となり、木曜には23000円を割り込む所まで値をさげました。週末金曜にはやや値を戻しましたが、夕場先物はNYダウの大下げを受け、大きく値を下げています。そのNYダウですが、月曜値を下げた所から木曜まで値を戻しましたが、週末金曜日には600ドル超の大下げとなっています。

この大下げの原因は言わずと知れた新型コロナウィルス肺炎の世界的な流行です。震源地中国では、感染者は15000人に迫り死者は300人を超えています。このペースは2002年に世界的に流行したSARSを超えており、致死率が低いとはいえ状況は深刻であると言えます。

今後ですが、この新型肺炎に好材料が出るまでは、相場はネガティブになり下げ続ける可能性が考えられます。SARSの例を見ますと、11月の発生から7月の収束宣言迄8カ月を所要しています。今回はの新型コロナウィルスも収束迄は同様の期間を想定すべきと考えます。

相場ですが、NKは昨年8月から1月迄短期の上げ波動が続いて来ており、これが転換するとなると同程度の期間が下げ波動となる事が想定されます。奇しくも新型肺炎収束迄の期間に相当するのではと思います。引き続き、戻りが有れば売り目線にて臨むのが良いと思います。