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8年続いた長期上げ波動の行方

2020/08/30 19:49:24

テーマ:相場雑感

1.概況

8/28 日中足

8/28 先物

2.テクニカル

 短期波動 上げ   108日 (3/19起点)
目先トレンド 下げ    18日 (8/25起点)
直近値幅  836円        (8/25起点)
 均衡線 22500円 付近 
高値圧力線 23290円 付近
 UOS 47.4% 

テクニカルを見ますと、目先トレンドは8/25を起点とした下げに転換、3営業日目となりました。IR安値の更新に伴い直近の値幅は836円となっています。UOSは続落、47.4%となっています。

先週のNK値動きは、先週終値付近で寄り付き、翌火曜にGUにて週高値を付け、そのまま週末まで高値付近にて推移しましたが、週末金曜には安倍首相の辞任報道を受け急落となりました。NYダウを見ますと、こちらは堅調の一言に尽きる値動きで、週初め月曜から週末金曜に掛けてジリ上げとなっています。

金曜に予定されていた注目の安倍首相の記者会見を待たずに、辞任報道を受けたNKは値幅781円の急落となり、目先トレンドが下げに転換となっています。病状が悪いで有る事は予想出来ましたが、真坂の第一次安倍政権と同じく任期を残しての辞任となり、正直呆れています。株価は急落、為替も円高に振れ、経済への影響が懸念されます。

後任の自民党総裁がどの様な経済政策を取るか次第ですが、日銀の金融緩和ETF買いが縮小し、外国人投資家が日本市場に見切りをつけるならば、8年間続いた長期の上げ波動が転換する事を想定すべきなのかも知れません。

後任総理のご祝儀相場が有るかもですが、ここから先は売り目線を視野に相場を注視したい所です。