1.概況
2/20のNK値動きは、3営業日連続のGU、18337円にて始まりました。
前場は、寄り付きから更に上昇し、9時半前に高値18361円を付けましたが、その後は高下を繰り返しながらのジリ下げの値動きとなりました。
後場に入ると、更に値を下げ、13時前には18300円を割り込む局面もありましたが、それを境に下げ止まり、その後はヨコヨコからジリ上げの値動きで、18332円での十字線引けでした。
夕場先物は、日中の高値付近にて寄り付きましたが、その後20時過ぎまで下げ続け、一時は安値18270円を付けました。
しかし、ECBのユンケル議長の発言の報道を境に上昇に転じ、18420円にて引けています。
2.トレード結果
①17:46 18320 買い 18335 返済売り +15
今月の累計 ; +110円
昨日の方針通り、日中は様子見としました。
夕場、高く寄り付きその後下げたので、反発狙いで踏み出して見ました。思ったより弱く、早々に決済しました。
3.相場見通し
本日も、「強い」の一言の相場でした。
押し目を虎視眈々待って居る人たちをあざ笑うかの様に、18300円を一瞬割っただけで、押し目は有りませんでした。
ここ数日、ダラダラと上げ続けてIR高値を更新し続け、2/3の直近安値から値幅は1000円を超え、UOSも遂に70%の大台を超えて来ました。
ここらでネガティブな材料が出れば、下げ転換、大きく下げ出すタイミンのグだとは思うのですが、
売り方の望み、ギリシャネタは不発、4か月の支援延長にて先送りが決定し、ウクライナも停戦合意、暫くは下げ材料が無さそうです。
UOSの上げ代がほぼ限界に達した現状、後は売りサイン点灯を待つのみですが、このまま、それさえも無視して上げ続けるのでしょうか。
宗久翁は、「行付天井直段の事」にてこう説いています。
「天井行付直段と云ふは、数月の内高下あり、段々五六十俵も引上げ、其後可上とも可下とも知れぬ様になり、又毎日十俵宛も必死必死と引上げ、売買共に連れ落ちになり、大騒出る節、上留り年中行付天井直段なり。」
ハロウィン緩和以降、12月初めに頭打ちとなり、その後約3か月間高下が続いた現状が、上記御説に似ている様に思われ、ここから「売買共に連れ落ちになり、大騒ぎ出でる節」が待って居るのかも知れません。
来週以降ですが、迂闊な売りは慎み、売りサインが出た時のみに売りを限定、それ以外は基本買い目線にて臨もうと思います。