6/13のNK値動きは、NY市場2営業日連続の大幅下げを受け、寄り付き14830円にて始まりましたが、これが当日日中の安値で、昼過ぎまで高下を繰り返しヨコヨコで推移し、後場に入ると急騰、15100円付近にて引けました。
夕場に入ると、NK先物は、日中の急騰行き過ぎの反動もあり、15050円付近を行ったり来たりにて推移し引けました。
私は、売り目線にて臨んだのですが、前日の前場急騰が頭にあり、当日も急騰するかもと警戒して見ていた所、案の定後場に急騰があり、その強さをみてなす術も無く様子見でした。
さて相場ですが、本日の急騰は、どうやら安倍首相の法人税減税発表を好感した買いが入った様です。この政策による「風」が、今後どの様な影響を及ぼすか、見極める必要がありそうです。
先ずは日足の見直しからです。
6/9に高値15207円を付け、同時に売りサイン点灯、本日6/13にはIR安値14831円を付けていますが、そこから反転、15120円まで上昇しており、値幅は376円、日柄は4営業日です。
チャートを見る限り、如何にも下げ不足の様に見えます。
しかし、これがアベノミクス全盛期の2013/1~5月の様に、小さな押し目を作っては踏み上げる値動きの様な、上げ相場の序章である場合、ここから踏み上げが起こる事も考えられます。
来週の値動きにて、6/9の高値をブレイクできるか、上値追いの買いが入る続けるか、注視が必要です。同時に、きな臭いイラク情勢、ウクライナ情勢、こちらの行方にも注視します。
勝敗は時の氏神。
ご照覧あれ。